こども園の園庭につくる、アスレチック遊具の計画。遊具としてだけでなく、園庭の地形を拡張するものとして提案した。
土の築山と木の遊具を、ネットの吊り橋でつなぎ、園庭に小さな地形をつくる。築山には芝生の滑り台と土管のトンネルを、木の遊具には穴がいくつも開いた「アリの巣トンネル」を設けた。各穴は内部でつながり、出入口にも覗き窓にもなる。頂上へは、ボルダリングウォールや滑り棒、木製の滑り台など、いくつもの経路で上り下りできる。
滑る、登る、隠れる、渡る。決まった遊び方をつくらず、多義的に解釈できる形とすることで、子どもたちが自分で遊びを見つけ、創造性を育んでいくことを願った。