救急(ER)、SCU病棟、手術室を備える病院の増築計画。コロナ禍を経て、病院に求められる環境を見つめ直し、外の環境に開かれた病院をつくった。
大きな医療機能を一つの塊とせず、低く重なり合う大屋根と煉瓦の壁に分け、周辺の街並みになじむ人の尺度で構成した。内部は木の天井と床でぬくもりを与え、病棟、スタッフラウンジ、ナースステーションが吹抜けを介して視線でつながる。
屋外テラスや庭「リハビリの森」に面して、図書スペースやキッチンスペースを設けた。患者や家族、スタッフが病室の外で光や緑を感じながら過ごせる、環境に開かれた居場所である。