城東重要伝統的建造物群保存地区の街道沿いにある空き地を、街に開く提案。火災などで生じた空地を都市の傷として放置せず、まちの「代謝の余白」として使い直す。
街道際に、瓦屋根を載せた木造の大きな軒下を差し出し、空き地を通りに開放する。通り抜けるだけの場所を、人が立ち止まり、出会い、奥へと誘われる「ゲート」に変える。昼は日差しと雨をしのぐ居場所となり、夜は軒下の灯りが街道に江戸の面影をにじませる。
城東地区の提言「リビング・ヘリテージ」で示した、街道沿いの関係を整理する拡張コードのうち、空き地を街道に開く「ゲート」の提案である。